お米の話 見る
Look! Miki chan
お米の話 見る
私が、以前お世話になった病院の院長先生は、患者さんを見て歩く方でした。
毎日、入院患者一人一人に、「元気ですか~」などと一声。
その間数秒、たったそれだけです。実際の診療は若い先生たちが担っていましたが、とにかく患者さんから目を放さないのです。
そして患者さんからの信頼は絶大で、名医として響いていました。
農業には、「足音は最高の肥料」という言葉があります。作物を見に行くことの大切さを言ったものです。
しかし、これがなかなか出来ない。うまく行ってなかったりすると、つい足が遠のきます。
それでも見に行けるかどうか、ここが賢農家になれるかどうかの分かれ目のような気がします。
たった数日見に行かなかったために、作物が獣や害虫に荒らされたり、病気を見逃したりすることは、誰にでもある苦い経験です。
ああ、昨日見に来るんだった、と悔やみます。
作物も見られてないと必ずグレます。心があるかのようです。
だから不思議なのは、毎日見るだけで作物が順調に育つことです。これ、本当です。
見る…、それは相手に心を寄せることでした。
見ることから全てが始まり、見続ければ良くなります。
さあ、今日も田畑を見に行きましょう。
水上第2営農組合(伊藤)