お米の話 皆で渡れば意味がない

お米の話 皆で渡れば意味がない

このところ、テレビやネットでお米の話を聞かない日はありません。

5キロ何千何百円と値段の話が先行していますが、価格高騰の犯人探しが得意のマスコミも、最近は矛先をどこに向けたらいいか分からないようです。

お米には、実に多くの人たちが関わっています。
お米を作る生産者、そこに資材や機械を売るメーカー、作ったお米を集める集荷業者、保管・流通させる中卸し、精米して小売りや食品メーカーに届ける卸し、お米屋さんやスーパーなど小売業、買い求めて食する消費者…。

これら数多の人々が連なる姿は、お米によって形作られた、この国そのものです。

お米の値段は、上流から下流へと、それぞれの関係者の間で次々に受け渡されて決まって行きます。

この巨大な流れの中で、誰が悪いかなんてナンセンスな話で、誰かがコントロールできるような代物ではありません。見えざる手によって決まる、相場とはそういうものでしょう。

では、私たちはどうすればいいのでしょう。
無力な存在として、成るようにするのでしょうか。私はそうは思いません。

無意味でも自分たちの信じる売り方で、振る舞うべきです。皆で渡ってばかりでは存在する意味がありません。
直売、5キロ税込3,500円。私たちの極めてささやかな思いです。

水上第2営農組合(伊藤)