坂下米(さかしたまい)
について

千葉県長柄町高山 水上第2営農組合 坂下米|コシヒカリ|粒すけ|フサコガネ

坂下米(さかしたまい)は、千葉県の真ん中、長柄町が故郷です。
その南部山あいの水田は、北側の台地の端から伸びる何本もの坂道の下に広がっています。

昔からそこは、粘土質の赤い土壌と、一宮川上流の清流に育まれた、味の良いお米の産地でした。

お米は、いつしか「坂下米(さかしたまい)」と呼ばれました。

しかし、もともと限られた産出量の「坂下米(さかしたまい)」は、水田農業の機械化、大型化の中で忘れられつつありました。

水上第2営農組合(みずかみだいにえいのうくみあい)は、このローカルブランドである「坂下米」を復活させ、皆さまに提供しています。

土と水の恵みを活かし、化学肥料を大幅に減らして有機肥料に換えるなど、一層の食味向上にも努めています。

お米の銘柄は、コシヒカリと粒すけの2種類を用意しました。
ぜひ、私たちの「坂下米」をご賞味下さい。

◎坂下米は『産直広場「太陽」』にて販売中です。
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坂下米どこで買える 販売 千葉県長柄町水上第2営農組合 坂下米|コシヒカリ|粒すけ|フサコガネ

坂下米(さかしたまい)
ができるまで
作り上げる営み

坂下米ができるまで 作り上げる営み 千葉県長柄町水上第2営農組合 坂下米|コシヒカリ|粒すけ|フサコガネ

続いて土作りから出荷までの坂下米を作り上げる営みをご紹介致します。

土作り
(2月、冬場の肥料散布)

肥料 千葉県長柄町水上第2営農組合 坂下米|コシヒカリ|粒すけ|フサコガネ
土作りはとても大切な作業です。
寒い冬の間に仕事は行われ、一年間のベースになる有機肥料などを、田全体にたっぷりと散布します。

育苗
(3月、ハウス内の苗への水やり)


苗箱に撒かれた種籾は、約一カ月かけて苗に育てられます。
しっかりした苗を作るのは、技術を要する仕事です。

田植え
(4~5月、水田を走る田植機)

田植え 千葉県長柄町水上第2営農組合 坂下米|コシヒカリ|粒すけ|フサコガネ
水を張って平らに整えた水田に、苗を植え付けます。
8条植えの大型田植機は、緑の苗でみるみる田を埋めて行きます。
約一月かけて行います。

草刈り
(4~9月、草刈機での除草作業)

草刈り 千葉県長柄町水上第2営農組合 坂下米|コシヒカリ|粒すけ|フサコガネ
田の畦や土手は、常に雑草を取り除かなければなりません。
夏の暑い中、草刈機で草を刈るのは、なかなか大変な作業です。
秋まで何度も行います。

病害虫防除(7月、ドローンで薬剤散布)

害虫駆除 ドローン 千葉県長柄町水上第2営農組合 坂下米|コシヒカリ|粒すけ|フサコガネ
稲穂を食い荒らすカメムシなどの害虫の駆除、いもち病などの病気の防除をします。
少量の薬剤をドローンで素早く散布します。

稲刈り
(8~9月、稲穂の海を走るコンバイン)

稲刈り 千葉県長柄町水上第2営農組合 坂下米|コシヒカリ|粒すけ|フサコガネ
頭を垂れて黄金色に輝く稲を、大型コンバインが刈り取って行きます。同時に脱穀も行います。
刈り取る時期(刈り旬)の判断は、お米の食味を左右します。

乾燥・調整
(8~9月、籾すり作業)

乾燥・調整 籾すり作業
刈り取った籾は乾燥機で乾燥させ、籾ガラを取り除く籾すりを行います。
さらに未熟米などを取り除き、良質な玄米に仕上げて、計量、袋詰めします。

検査・出荷
(8~9月、検査風景)


玄米に等級を付ける検査を受けて、出荷または低温保管をします。
そして坂下米となって直売所などで販売し、皆さまのもとへ届けられます。