お米の話 特集・直売は何を変えたのか(2/4)

お米の話 特集・直売は何を変えたのか(2/4)
今回から、直売によって変わったことについてお話しします。
変化① 国の補助金をもらわなくなった
作るお米の種類は変わりました。現在は全てコシヒカリなどの「食用米」ですが、以前は食用米と、家畜の餌にする「飼料用米」とが半々でした。
飼料用米は安価なものですが、収穫量に応じて国の補助金が出るので、これが大きな収入源だったのです。いわゆる減反政策によるものです。(ちなみに、生産調整制度としての減反政策は終了しましたが、補助金は残っていて、調整は実質的に続いています。)
しかし、飼料用米が悪い訳ではありませんが、苦労してお米を作る以上、餌ではなく、皆さんに美味しく食べてもらえるものを作りたい、というのが本音です。
補助金を受けることには何となく後ろめたがあるし、儲かるほど受けられるはずもないし、赤字にならないだけでした。
なので飼料用米をやめることに、抵抗はありませんでした。国の減反政策に背を向けることになりますが、むしろ足かせを外すような思いでした。
全てを食用米にして直売することで、収益の改善が見込まれましたが、私たちに本当に売りさばけるのか、不安はありました。(つづく)
水上第2営農組合(伊藤)

